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春までにやっておきたいタイヤ&チューブの交換!油断しているとその時は突然・・・
2023年6月2日
寒い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか??
寒いから暖かくなってから乗ろう、という方も多いかと思いますが、夏と冬を2回以上越すとパンクした事がなくても徐々にタイヤとチューブは劣化して来ております。。。。当店でも春先と真夏は特にパンクによるご相談が多く、多くの原因がタイヤとチューブの経年劣化です。
1、チューブの劣化
購入してからもう2年もパンクしてません!なっていう方も多くおられますが、油断しているとこちらの2点が劣化してしてきております。
まずリムテープ痕です。リムテープ??という方も多いかと思いますが、ホイールとタイヤ&チューブの間には例外を除いてリムテープというものがございます。リムテープはホイールのリムにある穴によるパンクを防ぐためにありますが、そのリムテープの劣化等により徐々にチューブにも圧力がかかり、夏場の高温等をきっかけに最終的にはこちらからパンクします。
次にバルブの根元です。お写真でも分かるように、ある程度年数が経つとぱっくりと割れて来ます。突然バシュー!!とパンクしました!という方のチューブを見させて頂くとこちらが原因の方が非常に多いですね。
2、タイヤのケーシングの劣化
トレックの公式ページから拝借させて頂いたこちらの画像を見て頂いたら分かるように、タイヤの表面にあるゴム素材の内側には各メーカーが工夫した下地がございます。この下地のベースとなる糸のようなケーシングという素材が、タイヤの膨張と収縮が繰り返される事で、特に春先と真夏にタイヤの膨張によるストレスにケーシングが耐えられなくなって、突然変形して通常走行ができなくなります。そしてそのまま乗り続けると破裂する事も・・・・
ちなみにチューブレスなら大丈夫ですが??という相談もございますが、チューブレスでもタイヤの劣化は勿論あります。チューブによる圧力がかかっていなくても、最近の柔らかいタイヤですとケーシングが原因でタイヤが変形する事は十分に有り得ます。
また、車とかバイクとかママチャリは何でならないのに何でスポーツ自転車はなるのですか!?というご相談もございまして、開発者ではないため安易な回答はできませんが、恐らく軽量化やグリップ力を上げる上で、耐久性とのバランスにある程度限界があると思われます。トラブルが少ないタイヤにすればするほどデメリットも増えてくるといったところでしょうか?
いかがでしたでしょうか??
全然パンクしてません!という方や、パンクしてもチューブ交換しかしてませんという方は、気温がぐっと上がる春が来るまでにタイヤとチューブは交換がオススメです!!